"objets trouvés" オブジェ・トゥルヴェ
2008-03-07T09:29:30+09:00
tortue_pora7
ポラロイドをもってお散歩へ!日々に転がる楽しいひとこま+フランスにまつわるコトを拾いあつめた気ままなフォトログです。お気軽にコメントお寄せください。
Excite Blog
終わり。
http://occasion.exblog.jp/7446892/
2008-03-06T20:15:00+09:00
2008-03-07T09:29:30+09:00
2008-03-06T20:15:30+09:00
tortue_pora7
autres
[Holga 135BC + 35mm film]
去年の夏からもう半年以上が過ぎました。
このブログを始めたのは、ポラロイドを初めて手にしたことがきっかけでした。
ほんの思いつきで始めたポラロイド生活のおかげで、
それまでのもやもやした気持ちが少しずつ晴れていきました。
それから2年半が過ぎて、新たな節目の時期が訪れようとしています。
これを機に放置したままになっていたこのブログも終止符を打つことにしました。
こうやって書くとなにか意味深な感じがしますね(笑)。
早ければ今年の初夏、遅くても秋には留学で日本を離れることになります。
とはいえ、写真は異国の地でもずっと撮りつづけていきます。
ポラロイド・ユーザーの間ではすでに知られているように、
今年の夏でポラロイドフィルムの生産が終了するというニュースは
かなり衝撃的でしたが、手に入れられる限り、
残りのポラロイド生活を楽しみたいと思っています。
最後にアップしたのは、つい最近手に入れたHolga 135BCの写真です。
ポラロイドが撮れなくなることを考えたとき、
35mmで撮れるHolgaなら面白いのではと購入しました。
まだまだ自分の手の中に入ってくる感覚にはほど遠いですが、
これから少しずつ親しんでいくつもりです。
いままで読んでくださったみなさまありがとうございました。
またいつかお会いしましょう。
]]>
久しぶりのcoya cafe
http://occasion.exblog.jp/6286320/
2007-08-15T18:27:00+09:00
2007-08-15T22:39:23+09:00
2007-08-15T18:27:36+09:00
tortue_pora7
autres
[POLAROID SX-70 + SX-70]
5月からずっと放置していたこのブログ。
それでもときどき訪れてくださっていたみなさんに感謝です。
気がついたらもう8月も半ばになってしまいました。
この間かつてなく忙しい日々を送っていたのですが、
その甲斐もあって(?)ある計画が実現に向かって動きはじめました。
昨日は半年ぶりに大学の同級生の子と再会。
東京に住む彼女のリクエストに応えて逗子&葉山の海辺を散策しました。
真夏の空の下、逗子マリーナでしらす丼を食べ、しばし長いおしゃべり。
その後路線バスをのんびり乗り継ぎながら一色海岸へ向かうも、
インドア派の私たちは海岸行きをあっさり取りやめて、
通りがかったcoya cafeで途中下車。
フレンチトーストとハヤシライスをほおばりながら、
夏は窓が開け放たれて、夕方の少し涼しくなった海の風が心地いい。
スローな空気が流れる、夏のまったりしたひととき。
やっぱりここは素敵なカフェだなぁとあらためて実感。
以前はいなかったような。可愛い猫ちゃんがお店にいました。
じーっと目を覗き込むようにしていたら、突如猫ちゃんが興味を示し、
私の膝に遊びに来てしまった。。ひ〜〜。
嫌いじゃないけど、動物全般触るのは苦手な私。
身動きできず、店員さんに猫を捕獲してもらいました。
ごめんね、猫ちゃん。見るのは好きなんだけどねぇ。
写真がcoya cafeでなくごめんなさい。
]]>
ポラロイド SX-70の復活!
http://occasion.exblog.jp/5624556/
2007-05-06T14:10:00+09:00
2007-05-06T22:51:17+09:00
2007-05-06T14:10:27+09:00
tortue_pora7
autres
[POLAROID SX-70 + SX-70]
GW最終日の今日は朝からあいにくの雨ですね。
そして、フランス大統領選の二回目の投票日でもあります!
他国の選挙ながら、あの厳ついサルコジがやっぱりそのまま走りきってしまうのか、
ロワイヤルさんがもうひと押し票を集められるのか、ちょっとドキドキします。
France24のインターネット放送をいま聞いています。
それはさておき、SX−70が復活しました!
10月のパリ滞在直前に壊れてそのままになっていた
SX-70を連休中についに修理にもって行きました。
ところがいろいろ見てもらったところ、
私の初代ポラロイドカメラ「SX-70 Sonar onestep」はもう寿命だと告げられ・・・。
フィルムが排出されないという問題点は解決したものの、
どうもシャッターボタンがうまく反応したりしなかったりして、
このままだと時間の問題でしょうと言われたのでした。
かなりショックは大きく、しばし呆然としている私を見て、
「お客さんのこのポラロイドを買い取るので、新しいのを買われたら?」
と親切に社長さんが提案してくださいました。
「え〜〜!買うつもりなんてなかったのに・・・お金の問題も・・・」と戸惑いつつも、
結局このままではマニュアル操作のできないOne600を使うしかないので、
もうそれは嫌だと思い、二代目の購入を決意しました。
二代目は、いちばんよく知られているFirst model(1974年製)。
初代はSonar onestepなのでオートフォーカス機能付きでしたが、
わたしは一度もこの機能を使わずマニュアルオンリーだったので、
迷わずFirst modelを選びました。
それにしても、このモデルを将来買うかもしれないと思って、
昔のポラロイド社オリジナルのケースを前に買っておいてよかった。
初代の1978年製より前の機種だけれど、持ち主の使い方が丁寧だったのか
とても綺麗に維持されていてつるつるです^^
またSX−70でいろいろ撮れると思うと楽しみです。
今日は時間があったのに雨で使えないのが残念・・・。
]]>
パリの書店
http://occasion.exblog.jp/5546934/
2007-04-21T23:03:00+09:00
2007-05-02T20:00:02+09:00
2007-04-21T23:03:14+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID SX-70 + SX-70]
新しい仕事にもだいぶ慣れて生活サイクルがつかめてきました。
それにしても雨の多い春ですよね〜〜〜。。寒い日も多いし。
でも天気はさておき、生き生きとした新緑がどんどん芽吹いて、
我が家のお庭もあっという間に緑や色とりどりのお花に彩られ、
春の訪れを実感する今日この頃です。
さて、写真はまたまたパリ滞在のときのものです。
少し前にアップした映画館のちょうど向かいにある本屋さん。
画面でよく見えるかどうかわかりませんが、
右上にあるフロイトの本の背後でショーウィンドーのガラスに反射して
横断歩道とパリのあちこちにあるおなじみのゴミ袋が写っています。
このフロイトとゴミ袋が偶然ながらオーバーラップしたところが面白い。
またぶらぶらとパリの書店めぐりがしたいです。
でもとりあえずいまはフランス語をがんばろう。
]]>
ヴァンヴーの蚤の市
http://occasion.exblog.jp/5432490/
2007-04-01T10:32:00+09:00
2007-04-01T10:54:33+09:00
2007-04-01T10:32:25+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID one600pro + 600film]
もう4月になっちゃいました。
我が家の桜もほぼ満開です。
でも樹齢がもう80歳を越えているというこの桜、
数年前とは比べられないくらい質素な咲きぶり。。
今年も咲いてくれてうれしい一方で、ちょっと寂しい気持ちになります。
それにしても、このブログの趣旨がわからなくなってきました。
とにかく、やっぱり毎日更新するように心がけないとダメですね。
でもポラロイドはデジカメのようにアップするのが楽でないし(ぶつぶつ)。
日常をつづりたいとも思わないしで、宙ぶらりんなブログ。
写真は、去年10月パリ滞在中に訪れたヴァンヴーの蚤の市の様子です。
ボタンがた〜〜〜くさんあって思わず撮りたくなった一枚。
話では聞いていましたが、蚤の市ってほんとうに日本人が多い。
ヴァンヴーにはサン・ジェルマンにあるカフェ「ドゥ・マゴ」正面にある通りから
ヴァンヴーが終点の95番バスに乗ってのんびり向かったのですが、
モンパルナスを越えたあたりから郊外のにおいがどんどん強くなり、
同じパリとは思えないくすんだ風景を目の当たりにしました。
この風景の変わっていくさまを見るのが、パリをバスで移動することの楽しみです。
まさに堀江敏幸の『郊外へ』の世界。
もちろん、ヴァンヴーなんてパリ郊外のほんの入口ですが。。
ちなみに蚤の市での収穫は、それほどでもなく。。
短時間だったし、もっと熱心に見て回る人でないと無理。
でも、ヴァンヴーへ向かう道中や蚤の市の雰囲気が味わえてよかったです。
]]>
ソルボンヌ広場
http://occasion.exblog.jp/5346331/
2007-03-17T15:16:00+09:00
2007-03-17T20:49:10+09:00
2007-03-17T15:16:14+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID one600pro + 600film]
ここ数日冷え込んでいますね。
写真はソルボンヌ広場に面した窓から写した秋のパリです。
10月半ばのパリは朝8時頃でもまだ真っ暗だけれど、
窓から広場を見下ろしているとソルボンヌの学生たちが
どんどん登校してきて、広場のベンチに座ったりしているのが見えて、
上から広場を眺めるのって面白いなぁと思いました。
加えて、ちょうど階下にブラッスリーがあって、
ギャルソンがもってきたパフェに目が釘付けになり、
その日の午後すぐに食べに行きました(笑)。
安っぽいかんじのパフェでしたが、それがまた美味しかった。
縦長で小さなソルボンヌ広場は、
ちょうど通りと通りに挟まれているので、
左右から人が入って来ては反対側に消えていく抜け道のような広場で、
眺めていて飽きませんでした。
]]>
パリの映画館
http://occasion.exblog.jp/5310267/
2007-03-11T14:35:00+09:00
2007-04-28T21:08:27+09:00
2007-03-11T14:35:37+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID one600pro + 600film]
このブログの滞りようといったらないですね。。
でも、まだ去年のパリ写真があるのでぼちぼちアップする予定です。
この映画館、私は一度も入ったことはないのですが、
新作ではなく少し前の映画だけを上映しているみたいです。
ウォン・カーワァイ特集だとか、そういうたぐいのもの。
次回行ったときはぜひ潜入しようと思っています。
それより、春はもうすぐそこまで来ていますね!
我が家の桜のつぼみも日に日に膨らんできています。
4月からは気持ちも新たに頑張ろう!
]]>
ラデュレのタルトタタン
http://occasion.exblog.jp/5054481/
2007-01-31T13:48:00+09:00
2007-04-27T22:34:37+09:00
2007-01-31T13:48:27+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID ONE600 + 600film]
もう1月も終わってしまいますね。
この一ヶ月はひたすら考えては書くという日々でした。
頭で考えているだけでは駄目なことはわかりきっているけれど、
実際に書くことで、ほんとにいろんなことが見えてきて、
毎回書くたびにその新鮮さ?を味わっています。
写真は、あんまりよく撮れていませんが、
マドレーヌ広場にある老舗サロン・ド・テ「ラデュレ」のショーウィンドーです。
マカロンでデコレートされたケーキなど、まるでおもちゃのよう。
今回(10月)初めて訪れたのですが、実際にカフェに入ってきました。
本日のお魚料理一品とサラダ、
そしてデザートにタルトタタンをオーダーしました。
お魚もとってもきれいな飾り付けで、美味しかったけれど、
それよりもタルトタタンが印象に残っています。
ま〜〜るい大きな丸ごとのリンゴが登場してまずびっくり!
これは食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。。
こちらのデザートは、品よく小作りな感じではなくて、
自然のままの素朴さがあって、なかなか豪快。
ラデュレはマカロンで有名だけれど、お店に行く機会のある人は、
ぜひ、このタルトタタンを食べてみてほしいです。
暖かい生クリームをお好みでかけて頂きます。
隣にいた白髪のおばあちゃんもぺろりと平らげていました。
]]>
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
http://occasion.exblog.jp/4883888/
2007-01-09T22:37:00+09:00
2007-03-11T14:42:01+09:00
2007-01-09T22:37:01+09:00
tortue_pora7
livre
[POLAROID One600pro + 600film]
これは去年パリであった絵画展での様子。
東北の風景を描いた絵がメインの展示ですが、
その絵と賢治の世界とのコラボレーションでした。
宮沢賢治のあの有名なフレーズのフランス語訳で、
写真に写っているのは、
日本語では「丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク」から
「小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ」の部分に当たるところ。
このフランス語訳と、右側には「アメニモマケズ」という
カタカナの日本語訳を白い斜幕に貼付けて上から吊る下げました。
小学生のころに読んだ印象が強く残っていますが、
いまあらためてしずかに口ずさんでみると、
思わず自分自身を振り返らずにいられませんでした。
新年明けてお正月に初詣に行って、おみくじを引いたら、、、。
何が出たかはあえて書きません^^
おみくじに左右されるような性格ではありませんが、
新たな1年の始まりに、
この賢治の言葉を心のどこかに置いておこうと思いました。
]]>
モン・サン・ミッシェル〜ポラロイド編
http://occasion.exblog.jp/4844450/
2007-01-04T15:57:00+09:00
2007-04-28T21:11:34+09:00
2007-01-04T15:57:04+09:00
tortue_pora7
voyage
[POLAROID ONE600PRO + 600film]
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!
今年の年末年始はほんとうに何もせずのんびり過ごしました。
でもお雑煮やらお節やら食べ過ぎて丸くなったのでマズい。。
写真は前にデジカメでアップしたモン・サン・ミッシェルのポラロイド版です。
また全然違った雰囲気になっていますよね。
水彩画のようなじんわりした色合いで穏やかさが漂っています。
でもついこの間ここに行ったなんて嘘のようだなぁとしみじみ感じてしまいました。
また今年もスローペースながら更新していきますので、
ぜひみなさんこりずに遊びにいらしてください。
]]>
季節はずれの海をお届け
http://occasion.exblog.jp/4805005/
2006-12-27T22:19:00+09:00
2007-03-11T14:42:35+09:00
2006-12-27T22:19:30+09:00
tortue_pora7
voyage
[SX-70 + 600film +ND]
今年はあまり風景写真をアップしなかったなぁと、
急に思い立って、古いデータを引っ張りだしてきました。
パリの思い出はひとまずお休み。
季節はずれの夏の海をお届けします。
今年の夏も海岸をよくお散歩しました。
SX−70はいまだ壊れたまま修理に出していません。。
新年明けたら、いいかげんカメラ屋さんに持っていかなくては。
でも、ちゃんと修理してもらえるのかしら。
このポラはSX−70がまだ健在のころのもの。
救命ボートがそれらしく見えないくらい、素敵に写っています。
どこか異国の海にも見えてしまう、不思議な雰囲気。
久しぶりにポラロイドをアップすると、やっぱりいいものだなぁ。
]]>
カフェ〜パリ編
http://occasion.exblog.jp/4778355/
2006-12-23T00:39:00+09:00
2007-04-28T21:10:34+09:00
2006-12-23T00:39:55+09:00
tortue_pora7
voyage
またまた更新が滞ってしまいました。悪い癖は抜けないものです。
その理由のひとつは、忙しさではなく、
パリで撮ったポラロイド写真のスキャニングが進んでいないことです。
なかなかまとめて時間が取れないので、デジカメ写真でお許しください。
この写真のカフェは、パレ・ロワイヤル前にあるPlace Coletteにあって、
メトロ1番線の「パレ・ロワイヤル ミュゼ・ドュ・ルーヴル」のそばなのですが、
この路線では、シックな大人の女性の声で駅名がコールされます。
この声はやけに耳に残って、思わず真似したくなる発音です。
そんなことはさておき、前回の5月のパリ滞在でもここを撮りました。
このカフェを反対側から見た眺めは前回の写真をぜひご覧ください。
10月のときも再び訪れ、今回は初めて広場にあるカフェに入ってランチしてきました。
これがそのとき注文したもの。
・・・すみません、あんまり大したメニューでなくて。。
でもお昼はちゃんと食べようと思うとき以外は軽いものがちょうどいい。
友人はキッシュを頼んでいました。
カフェの最前列に座って広場を通り過ぎていく人々の姿を眺めるのは、
初めてパリに来たときからずっとやってみたいことのひとつでした。
それぞれの装いや歩き方など、見ていてぜんぜん飽きません。
パリには広場が無数にあるけれど、ここも大好きな広場のひとつです。
この広場を越えてオペラ通りをまっすぐ歩けば、ガルニエに着きます。
今回ガルニエでは、新作バレエを観ました。
でもそれ以上にバスティーユで観た「サロメ」がすばらしかったです。
この模様は、次回アップしたいと思います。
]]>
巨大人形劇「The Sultan's Elephant」〜フランスのル・アーヴルにて
http://occasion.exblog.jp/4647609/
2006-11-30T11:36:00+09:00
2006-12-27T13:18:05+09:00
2006-11-30T11:36:42+09:00
tortue_pora7
voyage
今回の旅のハイライトは、思いがけず観ることができた巨大人形劇です!
ロンドンで5月に100万人の市民が集まった人形劇のフランス公演。
フランスはノルマンディーにある、マルセイユに次いで第2の港町ル・アーヴルでは、
先月10月26〜29日の4日間、Royal de Luxeという
ヨーロッパのストリート演劇団を結成しているナントの劇団による
スルタンの像と少女の人形劇が催されました。
こちらが少女です、大きい!
続きはもっとあります↓↓ので、ぜひご覧になってください。
パリのサン・ラザール駅からTGVに乗って2時間半。
知人から前日に教えてもらった私たちは、詳しいことを聞くことなく、
とりあえず切符を手に入れて、ル・アーヴルを目指しました。
その前に、これはサン・ラザール駅構内です。
レーモン・クノーの『文体練習』では、東駅やら北駅やらオーステルリッツ駅など、
主人公の男(?)がパリの国鉄駅をバスに乗りながら通過していくのですが、
このサン・ラザール駅も確かあったはず。
あの実験的な小説を読んでから、国鉄駅を利用するときは、
かならずこの話が頭に浮かんで、ひとり不思議な可笑しさを覚える私です。
そして、いざル・アーヴルに到着!
ところが、知人に詳しいことを聞いていなかった私たちは、
日曜日だったこともあり駅のツーリスムもお休みで、しばし立ち往生。
そこで、前日から始まったこのイベントのことが新聞には出てるかもと思い、
キオスクで新聞を見てみると、やっぱりあるじゃないですか、ドドーンと像の写真が!
さっそく新聞を購入して読んでみると、オーテル・ドゥ・ヴィーユの広場に
像がやってくるとあるので、地図もなく迷いながら歩いて向かいました。
そして、半信半疑でここは市庁舎前の広場かな〜〜と歩いていると、
目の前から、何やら像らしき巨大なものが見えてくる。
おぉ〜〜〜〜〜、これが、噂の、木で作られた像さんだ!!!!!
みな思わず声をあげて大興奮。
すでに街の人たちで広場はいっぱいになり、お祭りモードになっていました。
木で作られているとは思えないような像の顔に深く刻まれたしわ。
そして、像の耳は革でできていて、本物のようにパタパタ動き、
不思議な哀愁のある表情をもった像でした。
よく見えるでしょうか?
水しぶきが上がっています。
そう、本当に像の鼻から「パォ〜〜〜」という声とともに水が吹き出るのです!
像の頭の上で操作する人です。
この人以外に、像の両端に二人ずつ、そして後ろに一人操縦者がいて、
みなが呼吸を合わせて、像の足並みを合わせていました。お見事!
像の前と後ろです。大きいですよね!
絨毯が像にかけられていて、像の胴体は家のようなつくり。
その上に屋根付きの空間があり、
そこにスルタンのような衣装を着た男の人やエキゾチックな格好をした女性がいて、
なにやら演技しているようでした。
写真に写っている人はシャーロック・ホームズみたいな格好していますね。
そしてその像の後ろには生のバンドがくっついています。
この音楽が迫力があり、それこそスルタンちっくな民族的な色合いの強い
メロディーとリズムを刻んで、像のあとをついて歩く私たちを導いてくれました。
真後ろから見た像です。
ほんとうにびっくりするくらい精巧に作られているのがわかりますよね。
このあとお昼になると、像は足を折り曲げて道路に座ってお休みし、
操縦している人や俳優たちは像から降りて来て、
それから市庁舎のなかに入って昼食を取りに行かれました。
お昼をちゃんと休むのがいい感じですよね。
私たちも近くのパン屋さんでパニーニとエクレアを買って腹ごなし。
さて、次のお目当ては、少女。
ル・アーヴルの市民が歩いて行くほうへついていくと、
見えて来た、クレーンにつられた巨大な少女。
でかい!
お互いに違うところからやって来た像と少女がついにここで出会う瞬間です。
少女がだんだん像の鼻に近づいて、操縦する人たちが少女を鼻に座らせます。
こちらを見る少女の眼差しには、かわいらしさなどはみじんもなく、
じっと現実を見つめる強い視線があって、そのリアルさに見入ってしまいました。
同時に、像の表情も悲しげで、寂しさが漂っていました。
このあと、さらに夜7時まで像と少女は町中を歩いて、
最後、けっきょく少女が像と別れて去っていくラストシーンが
涙なくして見られないと聞いていたのですが、
私たちは帰りの電車の時間があったので、ラストは見られませんでした。
でも、ほんとうに生で目にしないとわからないくらい、
不思議な魅力とリアリティーをもった演劇で、
人形劇という言葉でイメージするものよりずっと本格的なものでした。
このイベントの良さは、事前にそれほど大々的に宣伝せず、
しかも同じ街では4日間しか滞在せず、新鮮さを大切にしていること。
あくまでも普通に生活している街の日常のなかに、
突然やってくる物語の世界が繰り広げられていくところがすばらしいと思いました。
人がいつももっている非日常への憧れのようなものが見事に表現されている。
韓国や中国にはもうやって来たようで、
日本にはいつお目見えするのか楽しみです。
]]>
モン・サン・ミッシェルを歩いて(旅編)
http://occasion.exblog.jp/4576260/
2006-11-19T13:24:00+09:00
2006-11-19T16:51:11+09:00
2006-11-19T13:24:27+09:00
tortue_pora7
voyage
青空に浮かぶモン・サン・ミッシェルの尖塔たち。
パリまで帰るのに4時間半ほどかかるので、
ここにいたのはわずか3時間ちょっとほどでした。
夜のモン・サン・ミッシェルが綺麗なのに見られず。
次回は泊まりでと思いつつ、ここを後にしました。
モン・サン・ミッシェルの建物のなかにいよいよ上っていきます。
青空が見えます。
モン・サン・ミッシェルから見える海岸の風景。
いよいよ教会の内部へ。
かつて囚人たちの監獄として使われていたこのお城を、
ヴィクトル・ユゴーがこんなに美しい城がなんということだ・・・と嘆いたとかで、
監獄ではなくなり、増築され、世界遺産になり、今に至るそうです。
あ、この話はまた聞きなので、かなり大雑把です。
さらに上って行くと、回廊と中庭が現れて。
壁面に施されたステンドグラスの装飾が綺麗でした。
かつてここにいた人々が彫った床のタイル装飾。
上から下を覗いてみるとこんな感じ。
収容されていた囚人たちが労働のために使ったと言われる回転車(?)。
いろんなものを下から運ぶときに使ったのでしょうか。
ほかにも、この近くの部屋の天井に穴が開けられていて、
そこから荷物や資材を下ろしたりしていたそうです。
この「AΩ」は、何を意味するのでしょうか?
これは人間の生と死を意味するもの。
この部屋は、亡くなった人を清めるための場所だったそうな。
この陸の孤島で、人生の始まりと終わりが完結していたのだと考えながら、
しばらくここで佇んでいました。
お城から出て、下に降りていくときに見えた十字架のキリスト。
すーーっとした静かな砂浜の風景が広がっていました。
]]>
モン・サン・ミッシェルが見えてきた!(旅編)
http://occasion.exblog.jp/4564175/
2006-11-17T09:25:00+09:00
2006-11-17T09:29:53+09:00
2006-11-17T09:25:24+09:00
tortue_pora7
voyage
モン・サン・ミッシェルに初めて行ってきました!
私は電車に乗って、バスに乗り換えて・・・と旅らしく行きたかったのですが、
今回は一緒に行く人々の希望もあり、ツアーバスに乗りました。
でも、バスは思った以上に快適でよかったです。
道中4時間半くらいありましたが、その間雨が吹付けたり、曇ったり、晴れたりを
繰り返して、天気が難しいかなという感じでした。
しかし、ようやく見えて来たモン・サン・ミッシェルには青空が。
だんだん近づいて。
到着しました。
周りは入ったら飲み込まれてしまう湿地帯(海岸)が広がり、
ちょうど引き潮のときでした。
とにかくものすごい風の強さで、長い車中から出ると清々しいこと。
ポラロイドでも撮りましたが、これはまた追って。
いよいよお城のなかに入って行きます。
坂になった石畳の小道を上っていくと、通り沿いにたくさんのお店が軒を連ね、
このうちのひとつのレストランに入りました。
その斜め前のレストランが有名な高級店らしかったですが、
わたしたちツアーの人々は安い庶民的なほうへ(笑)。
これが名物のオムレツ!
ブラッスリーやカフェ、ビストロで注文すると、
ぺた〜〜っとした味のないオムレツが出てきますが、
やはりここのはほんとにフワフワしていました。
でも、正直なところ味はまあまあか...。
お城から見える湿地帯(海岸)の様子です。
ほんものはもっと綺麗なのですが、
なんとなく雰囲気は伝わるでしょうか。
モン・サン・ミッシェルくらいになると、
いくらでも素敵な写真があるので大丈夫ですよね。
ちょっと遠目にしか写すことができなかったのだけれど、
ここに住む数少ない修道女の方が去っていく後ろ姿です。
そばでみると、修道服のまっさらな水色がとってもきれいでした。
ここでの彼女たちの生活がどんなものか想像をめぐらせる瞬間でした。
もうすこし写真があるので、また次回に。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/